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リズムで歌う

発表会が近づき、本部スタジオの方は凄い雪に見舞われましたがお休みする方も無く、ジャズ・アドリブのお稽古はとても暑かったです。

お仕事の合間を縫って4コーラスもYouTubeのアドリブを書き留めてらした方がいらっしゃいました。沢山のお手本演奏を聴いて。「格好いいなぁ」と思ったものを並べたそうです。
大変な労力、努力だったと思います。
でもね、聞いた感じチグハグなんです。4人分の違う楽器のソロを持ってきたな、とすぐに分かってしまうのです。

私からの最初の感想は「あぁ、それ何か金管(ラッパ)のリフでしょ。」「うーん、それもフルートらしくないなぁ」
案の定、トランペットやクラリネット奏者のリフでした。
フルートにはフルートらしい、フルート良さがでるリフがあります。

そして1人で3コーラス、アドリブをするのだったら3コーラスに渡るストーリーが必要だと私は思っています。
1コーラス目、スケールを大事したメロディアスなもの、
2コーラス目、縦に音程を飛ばしたインパクトのあるメロディ、
3コーラス目、最後のシメに相応しい堂々としたもの、(ピアノだったら和音でリフを取る)
これ↑レッドガーランドのパターンです。

そこまで教科書のようにかっちりスタイルを決めなくても緊張の後にはリラックス、リラックスの後には緊張が来るように、動いたら休む、休んだら動く、といった具合にフレーズにコントラストが絶対欲しい。
1コーラス目のカラーによって2コーラス目のカラーが決まり、それが3コーラス目フィニッシュに向かって展開していく、無関係なフレーズを並べたような作りでは3コーラス吹く意味がないのです。
皆さん、構成音、スケールはしっかり理解していらっしゃいますから、私のレッスンでは
「こういうリズムがきたら次はこんなリズムにしたいでしょ。」
と、音程もつけずにリズムを歌い続けることがあります。
そのリズムに好きな音を当てはめてみる。(ほら、ジャズっぽくなったでしょ。前のフレーズが生きてきたでしょ)
なので私自身、最初の4小節を吹くとアドリブ全体、9割出来上がったも同然となるのです。
この「どうしても次はこういきたいでしょ、」という欲求は不思議と他のオーディエンスとも共通で、国が違ってもやはり共通です。
ベートーヴェンが「音楽は神の声である。私は神の声を書いているのである」って映画の中で言っていました。
「Gift(音楽は神様からの贈り物)」という副題の リカード・ボサノバ もあります。

古代の音楽は行き来していたわけではなかろうに、多くの国がペンタトニック(5音階)だし、
これだけ多くの意見の合わない違った人間が居るのに音に対する共通な感情があるって
不思議ですよね?
発表会に出演なさる方はもう一息、2月中によく練って、仕上げに入ります。頑張ってb

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  1. 2015/01/30(金) 22:30:20|
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